ロイズコンフェクトへの就職/転職はアリ? 元社員による本音レビュー

本レビューは、元社員による寄稿を、公益の観点からネガティブな内容も含め掲載しています。レビュー内容は一個人の見解であり、当該企業がブラック企業かを断定するものではありません。

腕を組むビジネスパーソン

ここでは株式会社ロイズコンフェクトへの就職や転職を検討している人に向け、2013年から2021年まで勤務していた元社員が会社の内情をお伝えします。

長く働くことができる快適な職場なのか、スキルアップや高収入を目指せるのか、いわゆるブラック企業的な体質ではないのかなど、就職希望者が知りたい事柄について記すので参考になれば幸いです。

株式会社ロイズコンフェクト」の基本情報

英文社名 ROYCE' Confect Co., Ltd.
本社住所 北海道札幌市北区あいの里4条9丁目1-1
創業年日 1983年7月
資本金 6100万円
事業内容 チョコレートなどの菓子類の製造、販売

一年を通して多忙な職場環境

株式会社ロイズコンフェクトは北海道内でチョコレートなどの菓子類を製造、販売する会社です。チョコレート菓子は北海道のお土産として広く知られていることから、道内各地の小売店で販売されています。

本社でもある札幌市の工場と当別町の工場の二か所ですべての商品を製造しているため、従業員は常に多忙な状態と言えるでしょう。

毎月必ず残業時間が発生すると言っても過言ではありませんが、職場環境が個人の頑張りを重視して弱音を吐かせない、体育会系な気質になっているので当事者からの不満の声は意外と少ないのが実状です。

その一方で弱音を吐かなくても体は疲労やストレスで困憊していることから、工場の作業員は病欠が多い傾向にあります。

残業時間についてはひと月に約20時間ほど、大型連休など観光客が土産物を購入する時期が近い頃には法律で決められている上限の45時間に達することもあります。

残業代は支給されるのでサービス残業にはなりませんが、それでも体への負担は決して小さくないと言えるでしょう。体が弱い人やある程度の年齢に達した人には不向きな職場です。

やりがいはあるが必ずスキルアップできるとは限らない

ロイズコンフェクトは観光客を大きな客層と見て商品を開発しています。そのため、多角的な視野と柔軟な発想力を持つ人材が重宝される傾向にあります。商品開発部門は特にその傾向が顕著で、道外でデザインやコンサルティングなどを学んだ人材を積極的に採用するほどです。

商品開発の現場は結果主義なので、良い結果を出せばそれだけ高く評価されます。やりがいがあり、スキルアップへの意欲も湧きますが、頑張りが必ず評価されるとは限りません。

具体的な方向性を保ちながらスキルアップを目指すのに適した環境と言えますが、その一方で市場の動向を見ながらデザインを修正するなど、現実的な妥協案にも応じる割り切った考えを持つことも求められるので人によっては合わないと言えるでしょう。

仕事を長く続けるにはやりがいだけではなく収入も重要なポイントになりますが、ロイズコンフェクトで得られる収入は特別に高額というわけではありません。

役職に就くなど一部の人は高額な年収ですが、工場で製造業務に携わる人や営業に従事する人など多くの社員の収入は地域の最低賃金とほぼ同額になります。

新卒の正社員の場合、入社2年目で約320万円の年収ですが、これは他の食品メーカーとあまり変わらない数字です。残業時間が無いと生活がやや厳しいと言えますが、勤続年数が長ければ年数に応じた手当が支給されます。

家族手当や住宅手当などの福利厚生も充実しているので、その分も追加すると年収は高額の部類に入ります。

ハラスメントの被害は周囲の人次第

ロイズコンフェクトは会社の方針でハラスメントを厳しく処分しています。理由の如何に関わらず、あらゆるハラスメントを禁止していますが、その方針は必ずしもすべての社員に周知されているとは限りません。

特に立場を利用したパワハラや性別を理由にしたセクハラは断続的に発生しています。ハラスメントが問題視されていることは分かっているものの、本人は己の言動がハラスメントとは思っていないのが原因です。

ロイズコンフェクトの工場は女性の作業員が多く、男性の主任クラスの社員からパワハラでもあるセクハラを受けることがあります。逆に、ベテランの女性作業員が若手の男性作業員に対してセクハラを行うケースもあるので、誰でもセクハラの被害に遭う可能性があると言えるでしょう。

セクハラやパワハラは職場によって起こるのではなく、周囲の人の考え方次第で起こるトラブルと言えます。ロイズコンフェクトの場合、会社全体ではなく一部の部署、さらに部署内の一部のグループでハラスメントが発生するのが主なパターンです。

問題が発生すると当事者の降格や自宅謹慎など厳しい処分が下されますが、部署の業務に支障が及ぶと判断された場合は口頭で注意するだけで済ませることもあります。

しかし、あまりにも悪質な場合は左遷や解雇の処分が下されるので、必ずしも対応が甘いわけではありません。ブラック企業レベルの隠蔽はありませんが、状況によっては軽い処分で済まされる可能性もあります。

株式会社ロイズコンフェクトのブラック企業レベル

ロイズコンフェクトのブラック企業レベルは5段階評価で2です。

【参考】ブラック企業レベルとその目安

  • 5…すべての人にお勧めできません。
  • 4…過酷な労働を愛する人以外にはお勧めできません。
  • 3…強いストレスへの耐性がない人にはお勧めできません。
  • 2…他人よりもストレスに弱い人にはお勧めできません。
  • 1…少しブラックなところもある一般的な会社です。

レベル2は他人よりもストレスに弱い人は働くのに適さない職場という評価ですが、これは本社や工場、道内各地の直営店を合わせて算出した平均値です。ほとんど問題が起きないホワイトな所があれば、ハラスメントが度々起こるブラック企業に近い環境の所もあります。そのため、ロイズコンフェクトで働くなら所属先に注意することが重要です。