フィックスとは、「確定する」、「決定する」、「固定する」を意味するビジネス用語です。
英語の「fix」をそのまま使用しているカタカナ語になります。
ビジネスシーンにおけるフィックス
仕事において、目の前の事項が、既にフィックス(確定・決定)したものなのか、まだ検討中のものなのかを明らかにしておくことは、非常に大切なことです。
それは仕事が、複数の人間が各々の役割を受け持って、協力して進めていくものだからです。
一緒に仕事を行うチームの中で、その事項がフィックスしたものかどうかの合意がなされていないと、次の作業の担当者が先に進めてよいのかがわかりません。そのため、様々な場面で、今話し合った内容でフィックスでよいのかの確認を取る光景が見受けられます。
フィックスするものとしては、会議の合意事項、各種資料、スケジュール、制作物のデザインの方向性など、業務上決定する事柄全般に及びます。日常的に使用されるビジネス用語だと言えるでしょう。
フィックスの使い方、例文
来週中に行うスケジュールでフィックスした。
このWebページのデザインはすでにフィックス済みだ。
この資料はフィックス版です。
課長、今おっしゃった内容でフィックスだという認識で宜しいでしょうか。
社内でまだフィックスしていない内容をクライアントの前で話したのは失敗だった。