タスクとは? 意味と使い方とビジネスシーンにおける位置づけ

ToDoリスト

タスクとは、「作業」、「課題」、「仕事」、「任務」を意味する、英語の「task」をそのままビジネス上で使用している言葉です。

コンピューター用語において、「コンピューターが処理する仕事の最小の一単位」として使われたことから、ビジネス上でも「仕事や作業の一単位」として使われるようになりました。

ビジネスシーンにおけるタスク

仕事は、プロジェクトや案件といった大きな区分を、小さな個々の作業であるタスクに細分化して進めていきます。タスクをスケジュールにそって、一つひとつ完遂していくことにより、プロジェクトや案件をスムーズに進めていくことが可能となります。

また、プロジェクトや案件内に設定したタスクがどのていど完了できたかを確認することにより、そのプロジェクトや案件の進捗率を把握し、管理することができます。

例えば、「会社の公式ホームページを作る」というプロジェクトにおけるタスクとしては、以下のようなものが設定されます。

  • 掲載する情報を決める
  • デザインを決める
  • URLを決めて、取得する
  • 制作する
  • 公開する

マルチタスクとは

複数のタスクを同時に並行して進めることをマルチタスクと言います。

マルチタスクは仕事の効率を落とすと言われており、一つのタスクに集中して、一つひとつ進めていくことが推奨されています。

タスクとToDoリスト

タスクに近しい概念として、ToDoがあります。ToDoをリスト化したものを、ToDoリストと言います。

タスクは、いつまでに行うかなどのスケジュールが、プロジェクトや案件の一部として決まっているものである一方、ToDoは、個々人がやるべきこと、やろうと思っているものを書き出した、より私的なものになります。

タスクの使い方、例文

今週中に行わなければならないタスクが多い。ヘルプを求めよう。
このタスクは難易度が高いので、彼に任せるのは心配だ。
このタスクのプライオリティは低いので、一時ペンディングする。
タスクの進捗が芳しくなく、プロジェクトのスケジュールに影響が出そうだ。
マルチタスクになってしまっているので、チーム内でタスクの割り当てを再検討したい。
このタスクを完遂するために、今週やるべきToDoリストを作成しよう。

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